韓国びっくり玉手箱

韓国では当たり前だが日本人にはびっくり!ということを見つけ次第書いていく日記。
つか、こんなことにびっくりしている私に韓国人がびっくりだって・・・か?

April 21, 2007

熱しやすい国民性

韓国人はとても熱し易く冷め易い国民性をしている。
何か人気になものが出ると、国民全員に人気になる。

例えば音楽。
日本なら、j-pop、R&B、ロック、バンド、アイドル、フォーク・・・
色々なジャンルがそれなりに売れている。
しかし、韓国は日本のように多様なジャンルが存在していない。
というより、確実に人気の音楽を作らなければ売れないのだ。
よって、必然的に同じような音楽が人気でい続ける。

次にインターネット。
サイワールドというコミュニティーサイトは
韓国人のインターネットユーザーの殆どが
登録しているといわれている。
なぜならば、このサイトに登録していないと
学校に行っても。会社に行っても、友達との話しに入れないからだ。
なんでも、一気に燃え上がる国民性なのだ。

そして、教育。
韓国の給料は日本の60%くらいだが、
親が子供に書ける教育費は、日本と同じs、もしくはそれより高い。
さらに、英語に対する異常なまでの執着心。
小学校から母親と一緒に外国に留学してる家庭なんて
今の、韓国では普通のことだ。父親は韓国からお金をひたすら外国に送り続け、
小さなマンションでラーメンを食べる毎日だ。
現在アメリカに留学している外国人の数は韓国が一番多いそうだ。
人口4千万人しかいない国なのに、恐ろしいことだ。

このように考えると。一昔前の日本が
今の韓国にあるという感覚になってくる。
個人主義、多様主義、
現在の日本は、個々人が人と比べることなくゆとりをもって
生活をしている国になっている。
しかし韓国はまだまだ他人と競争し。他人よりも少しでも
いい生活を手に入れる為には、
他人に負けてはいけないという
常に比較をする毎日の真っ只中にいるのだ。


私としては、早く目を覚ましてほしいと思うが、
これは進化する国が必ず通る道なのだろうとも思う。

全てのことに対して、もっと自分の意見を持って、
自分が好きな事ができるような国になってほしいと思う。

January 03, 2007

冬と言えば・・・

日本人にとって冬の食べ物と言えば
鍋やシチューを連想すると思う。
しかし、ここは韓国。
一年を通して鍋を食べ続けているお国。
勿論、冬には鍋と言う発想もあるのだが、
それよりも強烈な発想なのが、ミカンである。

ちなみに日本でも冬=ミカンという考え方はあるのだが、
韓国ではそのレベルが違う。
まず。韓国では、ミカンをいつでも食べている。
日本人が電車の中でポケットスナックを食べるように、
韓国ではミカンを食べている。
バックの中に普通に入っていてびっくりした。
さらに、コレは年寄りだけの習慣ではなく、
若い人もミカンをひたすら食べている。

何だか凄く可愛い姿だ・・・
歩きチョコならぬ、歩きミカン・・・
韓国に来たら是非、歩きミカンに挑戦して欲しい。

December 18, 2006

避妊薬

今日は、ちょっと韓国の現実について
真面目に書こうと思う。

韓国では、海外養子縁組に出される人数がかなり多い。
世界で一番多いらしい。
その理由は、若くして子供を産んだ人間が育てられないから。
ま、日本でも、若くして、やってしまって、
その結果子供ができちゃってどうしよ~~なんて話はよく聞くが、
そもそも、この国の話を聞けば聞くほど、色々な問題点が分かってくる。

まず、儒教の教えがある。
結婚するまで、女はバージンというのが、基本的な考え方だ。
だから今の私のように彼氏と同棲なんてありえない。
しかし、やはりこれは建前だけの事であって、
若い人は、やってるやってる~~
そして、その結果、子供ができてしまう。

ではなぜ避妊をしないのか?という話になると、
まず、避妊してということ自体が、
やりなれてる女、やりなれてる男というイメージを
相手に持たせてしまうから、言いたくないとの事。
エッチ初めてなんだから、何にも知らないはず!
見たいな感覚だ。
さらに、雰囲気が壊れるのだの色々・・・
そして、さらには今日は安全日だから、大丈夫。
という言葉。
高校生、大学生のまだまだ成長期の子供が、
安全日という確定した日があるはずがない。
安全日を計算できるんのは、
毎月確定して同じ日に生理が来る人でないと、
ほぼ狂って来るだろう。
しかし、韓国人たちには、この安全日は大丈夫という言葉だけが
先走ってしまって、鵜呑みにしてしまっているのだ。

で、今度は子供をなぜ産まないかという問題。
まず、結婚するまではバージンという事が背景にあるので、
口が裂けても妊娠したなんていえない。
そして、もし、両親に相談しようものなら、
中絶若しくは、産んで施設に預けるという選択になる。

なぜ産まないのか?
それは、育てられないから。
自分の子供には、もっと良い結婚相手を探して欲しいという
親の願いから等、色々なことがある。

さらに、韓国の国のシステムにも問題がある。
まず、高校生、大学生は正社員の職がない。
アルバイトの時給は、4~500円程度だ。
どうやっても生活はしていけないだろう。

そして、この国は、異様なほどの学歴主義。
子供ができたからといって、若くして父親母親になるという事を
選ばないし、そして周りも選ばせないのだ。

要するに、韓国が世界一の海外養子縁組率が高いのは、
時代遅れの儒教の教えと、臭い物に蓋をするという無責任な感覚、
そして、異様なまでの学歴社会、
最後に国による社会保障のなさが大きく影響していると思う。

まるで、一昔前の日本のようだが、
これが韓国の現実であると思う。

ま、私個人としては、産まないなら、避妊ぐらいしなさいよ!といいたい。
そして、性教育をもう少し徹底して行うべきだと思う。
それだけでもかなりの数は防げると思うのだが。
海外で活躍している、韓国系~人という人の殆どは
幼い時に海外に養子縁組に出された人だ。
その人たちを見るたびに、心が痛くなる。
それなのに、韓国人たちは、彼らを見ると、
私たち同胞が~~みたいな表現をする。
韓国人にとっては、海外養子縁組が多い事は、
さほど恥ずかしい事ではないらしい・・・

ちなみに、韓国ではピルが処方箋なしで薬局で買えるそうだ。
そんなに簡単にかえるなら、買えよ!!
これは声を大にしていいたい・・・

December 09, 2006

かき混ぜる能力

韓国には、誰でも知っている、
ビビンバプという料理がある。
これは、ビビン=かき混ぜる バプ=ご飯
という意味で、直訳すると、かき混ぜご飯だ。

私も大好きなこの料理。
ただ単に、色々な野菜をコチュジャンという唐辛子味噌で
かき混ぜて、香り付けにごま油をたらして食べる料理。
本当に美味しい。

ただ、いつも思うのだが、韓国人は、このビビンバプを食べるとき
すっごい速さでしかも満遍なくかき混ぜることが出来る。

韓国に住んで1年になるが、私には、これがなかなか難しい。
野菜が思うより小さくない為、そして、コチュジャンが水っぽくない為に、
かき混ぜても玉になってしまうのだ。

彼氏にこのかき混ぜるスキルについて聞いてみるとあることが分かった。
日本人と韓国人はスプーンの使い方が違うのだ。
日本人にとってスプーンは、基本的に掬うものであって、
へっこんだ部分を使う。
さらに、昔の人なら分かると思うが、1つでスプーンとフォークとナイフにも
使えるという、あのすばらしいツール(小学校の給食の時に使うやつだ)で
鍛えられたおかげで、
スプーンを使ってカットするという方法もできる。
要するに、日本人にはスプーンは、へこんだ部分を使うか、
側面でカットするという方法しかないのだ。

しかし、韓国人はもっとすばらしい使い方をする。
スプーンの裏(弧になってる部分)で茶碗に押し付けながら
かき混ぜるのだ。
当然、ご飯粒もつぶれてしまうし、どんどんぐちゃぐちゃ状態になっていく。
日本人には料理をそのように食べる習慣がないので、
考えもつかない混ぜ方なのだ。
かき混ぜる段階を見ていると、本当に汚い。
しかし、かき混ぜること数分。
玉になることなく均一にかき混ぜられたビビンバプが出来上がる。

今度、ビビンバプを食べる機会があったら、
スプーンの側面を使って、
器に押し付けるように具をつぶしながらかき混ぜてみてほしい。
自分でもびっくりするほどきれいにかき混ざったビビンバプが出来るはずだ。

December 04, 2006

極寒の地

韓国の冬は死ぬほど寒い。
日本とは寒さの比が違う。
その冷たい空気を吸うだけで、肺が凍りそうだ。
そして、あまりの寒さに耳が取れそうと言えば想像はつくであろう。

私は、どうやったら、この極寒の地である韓国の冬を
寒くなく乗り切れるのかどうかいつも考えている。
韓国に来て始めての冬は、この寒さに完敗して
あまりの寒さに泣いた。
そして、今年は2回目の冬だ。
万全の体制で臨んだにも関わらず、
すでに涙が出てきている状態だ。
しかし、私は負けない。
まだまだこの国の冬に戦いを挑んでやる!

ところで、最近彼氏が面白い事を言った。
「韓国人と、君の違いが分かったよ。
韓国人は冬は寒いものだと思って、諦めてるんだよ。
可愛い服を着るなら、寒いのはしょうがない。
防寒服を着るなら、可愛くなくてもしょうがないみたいにね。」

確かにそうだ。
私はいつも、どうやったら
この韓国の寒い冬を乗り切れるだろうという観点から
洋服を選んでいる。
どうやったら寒くなく、そして可愛い服が着れるのか?
ブーツを履けばいいのか?
靴下をハイソックスにすれば暖かいか?
外からは普通に見えても、内側が羽毛のコートを着ればいいのか?

しかし、韓国にはオシャレの観点から寒さ対策をするアイテムが
あまりない気がする。
暖かい服=北極探検隊の服
可愛い服=日本くらいの寒さの国の冬服

では、寒さをどのように乗り切るのか?
根性だ。
寒いのは冬なのだからしょうがないと諦めて、根性で乗り切るのだ。

私は、その根性がない。
だから、これからも、知恵をひねって、
世界中の暖かアイテムを探し回って、
この国の冬を快適に過ごす努力をする。

November 30, 2006

緑茶

国が違えば、感覚が違うものである。

欧米諸国において、緑茶に砂糖を入れて飲むと
いつだったかニュースを見たことがある。
これは、完全に紅茶の仲間として、緑茶をとらえているからだろう。
初めて聞いたときには、え!っと思ったが、
最初から、緑茶は砂糖を入れて飲むものだと言われれば、
たぶん違和感なく、砂糖入り緑茶を飲む事ができるのだろう。
事実、私は麦茶に砂糖を入れて飲む。
子供の頃から飲んでいたので、コレが普通だと思っていたから。

ところで、韓国では緑茶を昔から飲んでいたと言う。
緑茶=日本のものという考え方は間違っている。
ただ、緑茶のとらえ方の感覚が若干違う。

日本では緑茶は、最近ではノンカロリーと言う事で、
色々な会社から発売されており
若い人もたくさん飲んでいると思うが、
その昔は、じいさんばあさんが飲む飲み物だった。
そして、これは水のように飲むものだ。
なので、飲み物の分類としては、
水、麦茶のカテゴリーに入っている気がする。
コーヒー、紅茶、ハーブティーのカテゴリーとは違うと思う。
ま、超個人的な感覚だが。

ただ、韓国では緑茶が、コーヒー、紅茶のカテゴリーに入っている
飲み物だそうだ。
人によって感覚が違うとは思うが、
この話を韓国人から聞いたとき、ちょっとだけびっくりした。
ちなみに、水カテゴリーに入っている飲み物は、
日本と同じように、麦茶があるのだが、その他にトウモロコシ茶がある。
そして、コーヒー、紅茶のカテゴリーには、
韓国伝統茶(ナツメ茶、柚子茶など)がある。

November 07, 2006

いつでもどこでも食べまくり

韓国旅行の本には
韓国に行ったら屋台で食べてみましょうって
書いてあると思う。
確かに韓国では、屋台の料理を、おやつのように食べる。
ま、私自身も食べるので、その事はいいのだが、
本当に韓国人は、いつでもどこでも食べている気がする。

先日元X JAPANのtoshiがコンサートをしに韓国に来た。
ただの宗教的会話をするおっさんになってしまっていたが、
やつの声はすばらしかった。
で、ここからが本題。
日本ではありえないのだが、
韓国ではコンサートホールの会場内で食べ物を食べることができる。
こっそりと食べ物を食べるのではなく、
会場内で売っているものをそのまま持ち込んで食べているのだ。
たぶん、日本人なら、ここでポテトチップスやドリンク類を
想像するだろうが、あまい・・・
ここは韓国。
ケチャップがたっぷり付いたホットドックやら
真っ赤なコチュジャンが美味しそうなトッポキやら、
他人の服に付いたらどう責任をとるのだろうというのもが多数ある。
それを持って、自分の席にテイクアウトする人が走り回ってる。

ま、コンサートを見ながらお腹もすくので別にいいのだが、
私としては、自分の洋服に付かないかを気にして気が気ではない。
もし、服が汚れたらすっげー怒りますよ、私・・・

November 03, 2006

トイレがない

日本だと、お店屋さん1店につき
必ずと言っていいほど、店の中にトイレがあると思う。

しかし韓国では、そのような店は稀だ。
どうなっているかというと、
テナントが入店しているビルで共有のトイレがあるのだ。
だから、トイレに行きたくなったら、一度その店を出て、
ビルの中をさまよって、トイレに行かなくてはいけない。
もちろんビルで共有トイレなので、
日本のトイレのように綺麗ではない事が多い。
さらに、たまにトイレットペーパーがない事さえある。
こんな時には、自分が飲食をしているお店の店員に言って、
トイレットペーパーをもらってからトイレに行かなくてはいけない。

始めの頃はこのシステムがかなり面倒くさかった。
つか、今でも面倒くさい。
ま、トイレ事情に関しては、
日本が世界一整備されているらいしので、
日本と同じ事情をここで求めることはあきらめた。

October 31, 2006

体感温度の違い

最近みょーに寒くなってきた。
やばい、今年も極寒の時期がきたのか?
去年は寒すぎて泣いた・・・

今年は、そんな事がないように、
前もって冬の準備をしようと思いデパートに出かけたが、
どうした事か、厚手のコートが売ってない。
日本と同じくらいの生地の厚さのものばかり。

うへっ、こんなの着てたら寒くて死んじゃうよ!

でも、いくら探せど、厚手のコートには出会えずじまい。

もしかしたら、韓国人は、寒くないのか?
体感温度がちがうのか?

私はもともと寒がりではあるが、
寒いの大好きな日本人の友達が、
こりゃ、さみぃ~や!と言った韓国の冬。
韓国人も寒くないはずがない。

そんな事を1人で考えてたら、
彼氏が答えを教えてくれた。

「韓国人は、寒いのに慣れてるのもあるけど、
殆どの人は寒いの我慢してるんだよ。
冬は気合だよ!

韓国語なまりの日本語で、
冬は気合だよ!と言われたら、
なんかみょーに、納得してしまった・・・

October 26, 2006

ひかれるかも

横断歩道を渡る時には、左右確認をすると思う。
特に韓国では、車は信号が赤でも右折が可能な為、
歩行者は、横断歩道の信号が青でも注意が必要だ。

横断歩道を渡っていると、
右折しようとする車がこっちに向かって走ってくる。

おいおい、いくらなんでも、歩行者が先だろ!」
そんな事を考えながら歩いていた私。
しかし、車は徐行ブレーキを踏み始めない。

こりゃひかれるかも・・・
そんな風に思ったが、私の直前に来て
ようやく車はブレーキを踏み始めた。

この車が、私の存在に気付いていなかったかと言うと
そうではない。
韓国では、日本人の、普通このくらいから徐行運転を
始めるという距離感覚が違うのだ。
だから、日本人からすれば、ひかれるよ!と思うくらいの
距離にならないと、車はブレーキを踏み始めないのだ。

韓国に住んで1年になるが、今でも横断歩道が怖い。